おべんどん
挿絵:おべんどん
昔の人々の話では、狐(きつね)は、御稲荷様の眷属(けんぞく)とか、神通力があるといって恐れられていたそうです。 狐は、化けることが大変上手で木の葉を銭に化かしたり、木の葉を頭から被れば、自由自在に自分が思うように化けたりすることが出来るというから恐ろしい。狐の住む山に行って、大声で父さんや、母さんと叫べば、直ぐ狐が、父さんや母さんに化けて出て狐の穴に連れて行くぞという昔話をしてくれたのが、七十年前の私の両親でありました。雨の日や寂しい夜は、必ず同じ話をしたものでした。祖父母から両親に両親から私に三代続いたので民話と言う事に致しました。話題の場所は、高野道周辺のことである。狐は化けると言う武器を持っているので里に出て来て子どもに悪さをするようになった。
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