キンダタさん

宮原出雲守公忠公の墓・宮原町今室山
宮原小学校運動場の上 (宮原町)

月の明るい晩になると、必ず甲冑をつけた武者が、月毛の馬にまたがり、ひずめの音も高らかにカツカツと、馬首に吊るした鈴の音をシャンシャbン、シャンシャンと鳴らしながら、ホットゲ(宮原小学校、宮原公忠公墓地)の塘を西の方へかけていくのを見るという。

春夏秋冬の月の明るい晩には、今でも見るという。上有佐のサッツに、奥方の墓があるので、そちらに向かうのであろうと言う。

永正11年(1515年)に宮原40余町の地頭であったミヤハラ・キミタダはミヤハラ城主公忠公として、町民に敬愛されてきた。別名橘(たちばな)のキンタダともいわれている。

天法兵道を修め、遺言には、「甲冑を体したるまま。」とあり、そのとおり入定したという。
閉じる